株式会社ambr(以下、ambr)は16日、3Dキャラクターと一緒に勉強や作業ができるアプリ「gogh(ゴッホ)」のベータ版をリリースした。iOSとAndroid端末で無料で利用可能だ。
3Dキャラと一緒に勉強、新しい学習体験
「gogh」は、ユーザーが自分好みの3Dキャラクターを作り、それと一緒に勉強や作業に取り組める新しいタイプのアプリだ。コロナ禍で人気を集めた「一人じゃない感覚」で勉強できる YouTube動画にヒントを得ている。
主な機能は以下の通りだ:
- 3Dキャラクター作成:アニメ風の自分のキャラクターを自由に作れる
- 集中タイマー:勉強時間と休憩時間を効果的に管理
- 作業用BGM:約40曲のLofi音楽を再生可能
- 勉強部屋のカスタマイズ:好みの学習空間を作成
世界中のユーザーとつながる可能性
ambrは「gogh」を通じて、日本から世界に向けて新しい仮想空間を作ることを目指している。将来的には、世界中のユーザーが同じ仮想空間で一緒に勉強したり、AIキャラクターが学習をサポートしたりする機能の追加も計画している。
ambr代表取締役の西村拓也氏は、「日本発の、世界で使われるアプリを作りたい」と意気込みを語っている。
教育分野との連携も
「gogh」は今後、音楽アーティストや教育関連企業、学校と協力して、より充実したコンテンツを提供する予定だ。これにより、ユーザーにとってより魅力的な学習環境を作り出すことを目指している。
テクノロジーで学習をもっと楽しく
ambrは「楽しみに満ち溢れた世界」をビジョンに掲げ、バーチャル技術を使った新しい体験の創出に取り組んでいる。過去には「東京ゲームショウ」のVR版や、人気カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のバーチャル展示会を手がけ、業界での評価も高い。
「gogh」の登場は、勉強や作業をもっと楽しく、効果的にする可能性を秘めている。3Dキャラクターと一緒に学ぶという新しいスタイルが、どれだけ多くの人に受け入れられるか、今後の展開が注目される。
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