Home VPN タイでおすすめのVPN10選と選ぶポイントや必要性を解説
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タイの仏像

タイへの旅行、出張、移住、留学を計画中の方は、「VPN」という言葉を聞いたことはありますか? タイでは、過去に政府によるネット検閲が強化された経緯があり、日本よりもインターネット上の規制が厳しいのが現状です。

この記事では、VPNの基礎知識から、タイでVPNを使うメリット、そしてタイでおすすめのVPN10選まで、詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたにぴったりのVPNが見つかること間違いありません。快適なタイでのネットライフを手に入れましょう。

タイで使えるVPNおすすめ10選【2024年】

海外でインターネットを安全に使うためには、VPNが欠かせません。ここでは、タイ国内で利用する際におすすめのVPNを10個紹介します。

  1. NordVPN:パナマ拠点で軍事レベルの暗号化と数千台のサーバーを誇り、中国でも利用可能な高セキュリティVPN。
  2. SurfSharkVPN:無制限のデバイス接続と手頃な価格が魅力で、CleanWebやキルスイッチなどセキュリティ機能も充実したVPN。
  3. ExpressVPN:94カ国に3,000以上のサーバーを持ち、AES 256ビット暗号化とログなし方針で、ストリーミングも快適な高機能VPN。
  4. PureVPN:強力な暗号化と漏洩保護機能で、ストリーミングやトレントも安心して楽しめる、オンラインセキュリティ重視派向けのVPN。
  5. IvacyVPN:月額1ドルからの低価格ながら、軍事レベルの暗号化と5,700台以上のサーバーで、ストリーミングやトレントも楽しめるVPN。
  6. CyberGhost:WireGuardプロトコルを採用し、ストリーミングに特化したサーバーと専用IPアドレスを提供する、月額2.19ドルからのリーズナブルなVPN。
  7. ProtonVPN:プライバシー重視のユーザー向けで、高速かつシンプルな操作で検閲回避やストリーミングも可能なVPN。
  8. Norton Secure:高いセキュリティ機能と使いやすさが注目のセキュリティソフトを提供するNortonによるVPN。
  9. VyprVPN:独自のChameleonプロトコルで検閲を回避し、AES-256暗号化とDNS保護でプライバシーを保護するVPN。
  10. PrivadoVPN:月10GBまで無料で利用できる高機能VPNで、FireStickアプリでスマートTVでも利用可能。

VPNとは?

ノートパソコンに表示されているVPN

VPNとは、「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略で、インターネット上で仮想の専用線を構築し、プライバシーを保護する技術です。

VPNを使うと、普段のインターネット回線とは別の、安全なトンネルを通ってデータのやり取りを行います。

例えるなら、VPNは「ネット上の秘密基地」。 この秘密基地を通ることで、あなたの通信は誰にも邪魔されず、安全に目的地まで届きます。

タイでVPNが必要な理由とは?

タイでは、政府によるネット検閲や規制が存在するため、日本の動画配信サービスや一部ウェブサイトへのアクセスが制限されることがあります。また、カフェやホテルのフリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティ面でのリスクも潜んでいます。

VPNは、仮想プライベートネットワークの略で、安全な通信とプライバシー保護を可能にする技術です。VPNを利用することで、タイにいながらにして、日本のコンテンツを楽しんだり、安心してインターネットを利用したりできるようになります。

タイでVPNを使うメリットはたくさんありますが、ここでは特に重要な3つのメリットを紹介します。

フリーWi-Fiも安心!個人情報漏えいのリスクを回避

タイのカフェや空港など、公共の場で提供されているフリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティ面では注意が必要です。

誰でも利用できるフリーWi-Fiは、悪意のある第三者に通信内容を盗み見される可能性もあります。

しかし、VPNを使えば通信が暗号化されるので、たとえ誰かがあなたの通信を盗み見ようとしても、内容は解読不能です。

VPNは、あなたのプライバシーを守る「ネット上のマント」のようなものなのです。

地域制限を突破!日本のサイト・サービスがタイで利用可能に

タイにいると、「TVer」「Paravi」「Abema TV」など、日本国内限定のサービスが使えなくて不便だと思う方も多いでしょう。

これらのサービスは、IPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)でアクセス元を判断し、日本国外からのアクセスを制限しているのです。

VPNを使えば、IPアドレスを日本のものに変更できるため、あたかも日本からアクセスしているように見せかけることが可能。

VPNは、あなたのネット上の住所を日本に変えるようなもので、VPNを使えばタイにいても日本のサービスを自由に楽しめます。

タイのエンタメも楽しめる!タイ限定のストリーミングサービスが日本から利用可能に

VPNを使えば、タイ国内限定のストリーミングサービス「TrueID」「One31」「Ch7」などを、日本からでも利用できるようになります。

通常、これらのサービスはタイ国外からのアクセスを制限していますが、VPNを使えば、IPアドレスをタイのものに変更できるため、あたかもタイからアクセスしているように見せかけることが可能です。

タイにいながら日本のサービスを楽しめるように、その逆も可能ということです。

タイで使えるVPNを選ぶポイント

VPNが表示されているスマートフォンを持つ人

タイで快適なインターネット環境を手に入れ、安心してオンラインライフを楽しむためには、VPN選びが鍵となります。しかし、数あるVPNサービスの中から自分にぴったりのものを選ぶのは至難の業です。そこで、タイでVPNを選ぶ際に注目すべき7つのポイントを徹底解説します。

月額料金

VPNサービスの料金は、月額数百円から1,500円程度が相場です。しかし、契約期間によって料金は大きく変動します。1ヶ月契約は割高ですが、2年契約など長期契約を選ぶと、月額料金が大きく割引されることもあります。

タイ滞在期間やVPNの使用頻度に合わせて、賢くプランを選びましょう。短期旅行なら1ヶ月契約、長期滞在やヘビーユーザーなら長期契約がお得です。

通信速度

VPNはサーバーを経由するため、どうしても通信速度が低下しがちです。特に、動画視聴やオンラインゲーム、ビデオ会議などでは、高速通信が必須です。

ストレスフリーなネット環境を求めるなら、通信速度の速いVPNを選びましょう。口コミや評判をチェックしたり、無料お試し期間で実際に速度を体感してみるのがおすすめです。

サポート体制

VPN利用中にトラブルが発生したときに頼りになるのは、サポート体制です。365日24時間対応で、日本語でのサポートを提供しているVPNなら安心です。

メールやチャットでの問い合わせに対応しているか、FAQやトラブルシューティングガイドが充実しているかどうかも確認しておきましょう。

日本の動画配信サービスへの対応

タイでは、日本の動画配信サービス(ネットフリックス、Hulu、Amazon Prime Videoなど)の多くが視聴制限されています。VPNを使えばこれらのサービスにアクセスできますが、VPNプロバイダーによって対応状況は様々です。

見たい動画配信サービスがある方は、事前にVPNプロバイダーに問い合わせて、対応状況を確認しておきましょう。

同時接続台数

パソコン、スマートフォン、タブレットなど、複数のデバイスを同時にVPN接続したい場合は、同時接続台数が多いVPNを選びましょう。

同時接続台数が少ないと、デバイスごとにVPNの接続・切断を繰り返す必要があり、面倒なだけでなくセキュリティリスクも高まります。家族や友人とVPNを共有したい場合にも、同時接続台数は重要なポイントです。

セキュリティ

VPNを選ぶ上で最も重要な要素の一つがセキュリティです。VPNは、通信内容を暗号化してプライバシーを保護しますが、その安全性はVPNプロバイダーによって異なります。

以下のセキュリティ機能を備えたVPNを選び、あなたのプライバシーを守りましょう。

  • 強固な暗号化: AES-256bitなどの強力な暗号化規格を採用しているVPNを選びましょう。
  • キルスイッチ: VPN接続が切断された場合に自動的にインターネット接続を遮断する機能です。
  • ノーログポリシー: ユーザーの通信記録を保存しないというポリシーです。プライバシー保護の観点から重要です。

その他の機能

ここまでの基本的なポイントに加えて、以下のような機能も考慮すると、さらに快適なVPN体験が得られるでしょう。

  • サーバー数と設置国: サーバー数が多いほど、接続が安定しやすくなります。また、設置国が多いほど、様々な地域のコンテンツにアクセスできます。
  • 無料お試し期間や返金保証: VPNサービスを実際に試してから契約できるか、満足できなかった場合に返金してもらえるかを確認しましょう。
  • 価格以外の付加価値: 広告ブロッカー、マルウェア対策などの追加機能があるかどうかも確認しましょう。

これらのポイントを総合的に比較検討し、あなたのニーズにぴったりのVPNサービスを選びましょう。

タイで使えるおすすめVPN10選

青空と海とタイの国旗

それでは、タイで使えるおすすめのVPNを10個ご紹介します。

それぞれのVPNの特徴やメリット・デメリットを比較しながら、あなたにぴったりのVPNを見つけてみてください。

NordVPN

VPN業界をリードするNordVPNは、パナマを拠点とする安全性の高いサービスです。軍事レベルの暗号化技術でプライバシーを重視し、世界中に数千台のサーバーを配置していて、中国でも利用できるVPNです。

NordVPNは、特定のアプリだけVPN接続できるスプリットトンネリングや、VPN接続なしで海外ストリーミングサービスを楽しめるSmartDNSなど、多様な機能でユーザーのニーズに応えています。

Windows、MacOS、iOS、Androidなど幅広いデバイスに対応し、日本語サポートも万全です。速度テストでは、オフピーク時には85~95Mbpsを安定的に記録し、日本サーバーへの接続もスムーズで、ストリーミングも快適に楽しめます。また、RAMディスクサーバーの採用やノーログポリシーの徹底など、セキュリティ面も安心です。

料金は契約期間によって異なりますが、30日間の返金保証付きで安心して試せます。詳しくはNordVPNとは?を参照ください。

また、韓国おすすめVPNでもあります。

Surfshark VPN

Surfshark VPNは、手頃な価格設定、直感的なアプリ、優れたセキュリティとパフォーマンスを備えた、トップクラスのVPNです。特に、無制限の数のデバイスを一つのサブスクリプションで保護できる点が魅力です。

Surfsharkは、CleanWebによる広告やトラッカーのブロック、VPNバイパス機能、キルスイッチなど、高度なセキュリティ機能を多数提供しています。さらに、Surfshark Oneプランでは、VPNだけでなく、アンチウイルス、CleanWeb、アラート機能も利用でき、コストパフォーマンスに優れています。

Windows、macOS、iOS、Androidなど、幅広いデバイスに対応しており、専用のアプリで簡単に利用できます。速度も高速で、ストリーミングサービスの地域制限を解除することも可能です。

日本語サポートは公式サイトやアプリ内で提供されており、日本人ユーザーにも使いやすいVPNと言えるでしょう。30日間の返金保証もあるので、安心して試すことができます。

ExpressVPN

ExpressVPNは、安全性、通信速度、使いやすさが業界トップクラスのVPNサービスです。94カ国3,000以上のサーバーを持ち、日本での利用にも最適です。ネットフリックスなどのストリーミングサービスも問題なく視聴できます。

AES 256ビット暗号化、停止スイッチなどのセキュリティ機能に加え、ログなし方針、スプリットトンネリングといった独自の機能も充実しています。Threat Manager機能で、広告トラッカーや悪意のあるサイトもブロックします。

主要なOSに対応し、5台まで同時接続可能。ルーター用アプリやExpressVPN内蔵ルーター「Aircove」も提供しています。

日本語でのライブチャットサポートもあり、日本人ユーザーにもおすすめです。高価格帯ですが、30日間の返金保証があるので安心して試せます。

PureVPN

オンラインセキュリティ重視派に人気のPureVPNは、強力な暗号化と漏洩保護機能で、ストリーミングやトレントも快適に楽しめます。ネットフリックスなどのブロック解除もでき、VPN業界初の「常時監査」で安全性もトップクラスです。

2007年から続くベテラン企業で、オンラインプライバシー保護に定評のあるイギリス領ヴァージン諸島に拠点を置いています。ストリーミングやトレント向けの専用設定もあり、WireGuardなど強力な暗号化で安心して利用できます。

iOS、Android、MacOS、Windowsなど幅広いデバイスに対応しており、10台まで同時接続可能です。日本語サポートはありませんが、設定や操作は比較的簡単で、直感的に利用できます。31日間の返金保証もあるので、英語に抵抗がなければ安心して試してみてはいかがでしょうか。

Ivacy VPN

Ivacy VPNは、月額わずか1ドルから利用できるVPNサービスです。軍事レベルの暗号化と5,700台以上のサーバーで、プライバシーと匿名性を確保します。 ネットフリックスやHuluなど、ジオブロックされたコンテンツへのアクセスも可能で、ストリーミングも楽しめます。P2P活動をサポートし、ISPによる速度制限を受けずにトレントも楽しめます。

Windows、Mac、iOS、Android、Linuxなど、幅広いプラットフォームに対応しており、PlayStationやXboxなどのゲーム機でも利用できます。10台の同時接続も可能で、家族や友人と共有することもできます。

Ivacy VPNは、手頃な価格で高機能なVPNサービスを求める方におすすめです。ただし、日本語サポートの有無については情報が限られているため、公式サイトなどを確認するか、問い合わせるのが良いでしょう。

CyberGhost

CyberGhostは、ネットフリックスなどの人気ストリーミングサービスのブロックを解除し、トレントもサポートするVPNサービスです。WireGuardプロトコルを採用し、ストリーミングに特化したサーバー、専用IPアドレス、45日間の返金保証を提供しています。

9,700台以上のサーバーを91カ国以上に配置し、月額2.19ドルからとリーズナブルです。7台のデバイスを同時に接続でき、通信速度も高速です。

プライバシー保護に熱心なルーマニアに拠点を置き、AES-256bit暗号化などセキュリティ対策も万全です。

Windows、Mac、Android、iOSなど、幅広いデバイスに対応しており、アプリはシンプルで使いやすいです。VPNでNetflixの様々なライブラリにアクセスできるなど、ストリーミングサービスのブロック解除、トレント、ゲームなど、様々な用途に最適です。

ただし、日本語サポートは対応していないので、ご注意ください。

ProtonVPN

ProtonVPNは、プライバシーを重視するユーザーにおすすめです。政府による情報検閲を回避したいジャーナリストや、自国では視聴できないネットフリックスコンテンツを見たいユーザーなど、ProtonVPNは高速かつシンプルで直感的な操作でこれらの問題を解決します。

月額料金がNordVPNなどの競合他社よりも若干高めであること、無料版アプリの速度がやや遅いこと、無料版にはVPNのコアサービスしか含まれていないことなどがデメリットとして挙げられます。

しかし、ProtonVPNは世界中に3,000以上のサーバーを持ち、高速で安全なインターネット接続を実現します。オンラインプライバシー保護のための無料または長期的な解決策を探しているなら、ProtonVPNは検討する価値があります。
残念ながら、ProtonVPNの公式サイトやアプリは日本語に対応していませんが、その優れた機能と使いやすさは、VPN初心者にもおすすめです。

Norton Secure VPN

Norton Secure VPNは、個人情報の保護とプライバシーの維持を目的としたサービスです。このVPNサービスは、公共のWi-Fiネットワークなど安全でないネットワークを使用する際に、個人情報(パスワード、銀行情報、クレジットカード番号等)を保護します。

暗号化トンネルでデータを保護し、ハッカーやISPからのアクセスを防ぐことができます。また、キルスイッチでVPN接続が不意に切れた場合、インターネット接続を自動的に遮断し、データ漏洩を防ぎます。その他にも、スプリットトンネリング、ログ記録なしポリシー、全デバイス対応などの特徴もあります。

Norton Secure VPNを今すぐ体験しましょう!30日間の無料体験版を利用して、その安全性と使いやすさをぜひご自身で確かめてください。

VyprVPN

VyprVPNは、AES-256暗号化とDNS保護を採用し、第三者によるオンライン活動の監視を防ぎ、独自のChameleonプロトコルにより、厳しい検閲を回避できるVPNサービスです。ネットフリックスなどのストリーミングプラットフォームで、お気に入りの映画やテレビ番組を快適に視聴できるほか、安全なブラウジングやトレントなど、様々な目的で使用されています。

Windows、Android、Mac、iOSに対応したアプリは、クリーンで使いやすいインターフェースを備えています。

VyprVPNは月額または年額のサブスクリプションで利用でき、年額プランを選ぶと月額料金が割引されます。

日本語のサポートは提供されていませんが、優れた機能と使いやすさから、日本のユーザーにとっても魅力的な選択肢と言えるでしょう。

PrivadoVPN

PrivadoVPNは、無料とは思えない高機能なVPNサービスです。Windows、Mac、iOS、Androidなど幅広いデバイスに対応し、FireStickアプリを使えばスマートTVでも利用可能です。ネットフリックスの視聴も可能で、月間10GBのデータ制限内であれば無制限の速度で利用できます。

スイスを拠点とするPrivadoVPNは、厳格なログなしポリシーを掲げ、ユーザーのプライバシーを保護します。サーバーは世界47カ国に338台と小規模ですが、日本を含む主要国にも設置されています。シンプルなインターフェースで初心者にも使いやすく、キルスイッチなどの高度な機能も搭載。

ただし、Linuxアプリや日本語サポートは提供されていません。また、無料版は同時接続数が1台に制限されています。
PrivadoVPNは、VPN初心者や気軽にVPNを試したい方におすすめのサービスです。

タイでVPNを使う方法

タイでVPNを使うには、主に以下の手順で行います。

  1. VPNサービスに登録する: 上記で紹介したVPNサービスの中から、自分に合ったものを選び、公式サイトで登録します。プランや支払い方法を選択し、アカウントを作成します。
  2. VPNアプリをダウンロード・インストールする: VPNサービスの公式サイトから、自分のデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)に対応したアプリをダウンロードし、インストールします。
  3. VPNアプリを起動し、サーバーを選択する: アプリを起動し、ログインします。サーバーリストから「日本」を選択します。VPNサービスによっては、自動で最適なサーバーを選択してくれる機能もあります。
  4. VPN接続を確認する: 接続が完了すると、VPNアプリの画面に接続状態が表示されます。また、IPアドレス確認サイトなどで、自分のIPアドレスが日本のものになっているか確認しましょう。

タイでVPNを使う際の注意点

キーボードの上にある注意喚起のコーン

タイでVPNを使う際の注意点について、詳しく解説します。

通信速度の低下と不安定性

VPNは、暗号化された通信を安全なサーバーを経由させるため、通常のインターネット接続よりも通信速度が低下する可能性があります。特に、VPNサーバーとの距離が遠い場合や、サーバーが混雑している時間帯には、速度低下が目立つ場合があります。動画視聴やオンラインゲームなど、リアルタイム性が重要なサービスを利用する際には、注意が必要です。

対策としては、以下の方法が考えられます。

  • サーバーの変更: より近いサーバーや、混雑していないサーバーに接続してみましょう。
  • プロトコルの変更: VPNアプリの設定で、通信プロトコルを変更してみましょう。一般的に、WireGuardやOpenVPNなどのプロトコルは高速通信に向いているとされています。
  • 時間帯の変更: 混雑する時間帯を避けて、利用してみましょう。

無料VPNのセキュリティリスク

無料VPNは、セキュリティ対策が不十分な場合や、個人情報を収集して第三者に販売している場合があるため、利用はおすすめできません。悪意のある第三者に個人情報や通信内容を盗み見られたり、マルウェアに感染したりするリスクがあります。

信頼できる有料VPNサービスを利用することで、セキュリティリスクを大幅に軽減できます。

VPN接続を常にオンにする

日本のサービスを利用する間は、VPN接続を常にオンにしておきましょう。VPN接続を切るとタイのIPアドレスに戻り、サービスが利用できなくなる可能性があります。

VPNアプリによっては、自動的にVPN接続をオンにする機能や、特定のアプリやウェブサイトにアクセスする際にのみVPN接続をオンにする機能があります。これらの機能を活用することで、VPN接続を常にオンにする手間を省くことができます。

VPNは万能ではない

VPNはセキュリティを強化するための有効な手段ですが、全てのセキュリティリスクを排除できるわけではありません。VPN接続中でも、フィッシング詐欺やマルウェア感染などのリスクは存在します。

VPNを過信せず、基本的なセキュリティ対策(怪しいメールやリンクを開かない、セキュリティソフトを導入するなど)を怠らないようにしましょう。

参考資料:VPN脆弱性とマルウェアの直近の状況|総務省

利用規約の確認

VPNサービスによっては、利用規約で禁止されている行為(例:違法ダウンロード、著作権侵害、スパム行為など)があります。利用前に必ず利用規約を確認し、ルールを守って利用しましょう。

タイのインターネット規制

タイでは、政治的なコンテンツや王室に関する批判的な内容など、一部のウェブサイトやコンテンツへのアクセスが制限されています。VPNを利用することで、これらの制限を回避できる場合がありますが、違法行為とみなされる可能性もあります。

タイの法律や規制に違反しないように、VPNを利用する際には注意が必要です。

その他の注意点

ログポリシーの確認: VPNプロバイダーがユーザーのログを保存している場合、プライバシーが侵害される可能性があります。ノーログポリシーを掲げているVPNサービスを選びましょう。

キルスイッチ機能の有無: VPN接続が突然切断された場合に、インターネット接続も自動的に切断するキルスイッチ機能があると、情報漏洩のリスクを軽減できます。

カスタマーサポートの有無: VPN接続で問題が発生した場合に備え、日本語対応のカスタマーサポートがあるVPNサービスを選ぶと安心です。

これらの注意点を踏まえ、安全かつ快適にVPNを利用しましょう。

VPNを使えば航空券は安くできるのか?

空を飛ぶ飛行機

「航空券の値段って、なんでこんなに変わるんだろう?」「もっと安く買える方法はないの?」そんな風に思ったことはありませんか?実は、航空券の価格は検索するたびに変わることもあります。しかし、VPNを使うことで価格高騰を防ぎ、お得に航空券を手に入れることができるかもしれません。ここで、VPNを使って航空券を安くする方法とその仕組みについて解説します。

なぜ航空券の値段は変わるのか?

航空券の価格は需要や為替レートなど様々な要因で変動しますが、実はそれだけではありません。

航空会社や旅行代理店は、あなたのIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)からあなたの国や地域を特定し、その情報に基づいて価格を設定していることがあります。

つまり、同じ航空券でも、検索する場所によって値段が違うことがあるのです。

具体的には、以下のような要因で変動します。

  • 目的地の国の人気度: 国によって人気度が異なり、需要が高いほど価格も上がります。
  • 国の経済状況: 経済的に豊かな国からのアクセスは、高めの価格設定になりがちです。
    曜日やイベント、長期休暇: 旅行者が増える時期は、価格も高騰する傾向にあります。
  • 航空会社の本社所在地: 航空会社の本社がある国から購入すると、安くなる場合があります。
  • 為替変動: 円安になると、海外の航空券は割高になります。

航空券をお得に買う裏ワザ

航空券をお得に買う方法はいくつかあります。

  • 閲覧履歴やキャッシュ、クッキーを削除する: ウェブサイトに何度もアクセスすると価格が上がるのを防ぎます。
  • 航空券比較サイトをチェックする: 信頼できるサイトで特別割引を探してみましょう。
  • VPNを使用する: IPアドレスを隠して、地域別の価格差を利用します。

VPNで航空券を安くする方法

VPNを使えば、航空会社にあなたの位置情報を知られずに航空券を購入できます。

  1. VPNアプリをダウンロードして開く
  2. 希望する場所のサーバーを選択
  3. 接続を確認し、航空券の価格をチェック
  4. クッキーを消去し、サーバーの場所を変えて価格を比較

経済的に発展していない国や、航空会社の本社がある国のサーバーを選ぶのがポイントです。

VPNを使うのは合法?

航空券を安く買うためにVPNを使うことは合法です。VPNはプライバシー保護のためのツールであり、航空会社による地域別の価格設定に対抗する手段として有効です。

まとめ

タイでVPNを利用することで、

  • 日本の動画配信サービスを楽しめる
  • タイのストリーミングサービスを海外から視聴できる
  • フリーWi-Fiを安全に利用できる
  • 個人情報漏洩のリスクを軽減できる

など、様々なメリットがあります。ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりのVPNサービスを見つけて、快適なタイライフを送りましょう。

タイでのVPN利用に関するよくある質問

タイでVPNを使うことは合法?

無料VPNを利用してもいい?

VPNを使えば、タイからもPayPayが使える?

タイからParavi(パラビ)やTver(ティーバー)、日本のネトフリ、Amazon Primeを見るのに最適なVPNは?

タイからVPNを使ってEURO 2024を視聴できますか?

編集プロセス編集プロセス

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Junpei S.

Junpei S.

2021年からビットコインなど仮想通貨投資を始めた経験を活かし、2024年にTechReport(テックレポート)にてライターとして執筆活動を開始。仮想通貨、AI(人工知能)、NFTなど、最先端の金融技術に精通し、現在も複数のメディアで仮想通貨専門のWebライターとして活躍中。自身のメディアでも600記事以上の執筆。