Home VPN 無料VPNとは?おすすめ7選、安全性、有料版との違いを解説
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VPNが表示されたタブレット

VPNとは、無料Wi-Fiのセキュリティ対策や海外からの日本国内サービス利用、あるいはジオブロックのかかった海外動画視聴などに便利なツールです。特にインターネット規制の厳しい国では、VPNは必須と言えるでしょう。

VPNサービスは有料が一般的ですが、無料で利用できるVPNサービスも多数存在します。しかし、無料VPNにはセキュリティリスクや機能制限など、いくつかの注意点があります。

この記事では、安全に利用できる無料VPNサービスの中でおすすめを7つご紹介します。無料VPNを選ぶ際の注意点や、有料VPNとの違いについても解説するため、ぜひ参考にしてください。

VPNの無料おすすめ7選【2024年】

早速、VPNの無料のおすすめ7選を紹介します。以下のとおりです。なお、このリストには完全無料VPNと無料トライアルがあるVPNが含まれている。

  1. PrivadoVPN:無料VPNの中でトップクラスの性能を誇り、主要なデバイスに対応しNetflixなどのストリーミングサービスも利用可能なVPN。
  2. TunnelBear:シンプル操作で初心者向け、幅広い端末に対応し、セキュリティ面も安心だが無料版は月500MBまでの無料VPN。
  3. ProtonVPN:スイス企業が提供するこのVPNは、無料プランでも無制限のデータ通信量を誇り、セキュリティも万全。
  4. Hotspot Shield:無料プランでも800以上のサーバーにアクセスでき、最大1Gbpsの高速通信とデータ無制限で利用できる無料VPN。
  5. NordVPN:軍事レベルの暗号化でプライバシーを重視している。30日間の返金保証があり、実質無料トライアルができるVPN。
  6. ExpressVPN:安全性、速度、使いやすさの点でトップクラス、強固なセキュリティ機能と高速な接続、100以上のストリーミングサービスに対応しているVPN。
  7. IvacyVPN:月額1ドルから利用可能、軍事レベルの暗号化と5700台以上のサーバー、幅広いデバイスに対応し10台まで同時接続可能なVPN。

無料VPNアプリと有料VPNアプリの使い分け

ノートパソコンに表示されているVPN

VPNとは、インターネットを安全かつ自由に利用するためのものですが、無料版と有料版のどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか? 実は、それぞれの特性を理解し、用途に合わせて使い分けることで、より快適で安全なインターネット体験を実現できます。

無料VPNアプリの活用シーン

無料VPNは、以下のようなシーンでその真価を発揮します。

  • ちょっとしたプライバシー保護に: 普段のネットサーフィンやSNS利用など、個人情報の漏洩が比較的少ない場面では、無料VPNでも十分な保護が期待できます。
  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティ対策に: カフェや空港などの無料Wi-Fiは、セキュリティが脆弱な場合があり、悪意のある第三者に通信内容を盗み見られるリスクがあります。無料VPNを利用することで、通信を暗号化し、安全性を高めることができます。
  • VPNを試してみたい時に: VPNを初めて利用する方や、有料VPNに加入する前に試してみたい方は、無料VPNで機能や使い心地を体験することができます。

一時的な利用に: 海外旅行中など、一時的にVPNが必要な場合、無料VPNは手軽な選択肢となります。

有料VPNアプリが必須のシーン

一方、有料VPNは以下のようなシーンでその真価を発揮します。

  • セキュリティ重視の利用に: オンラインバンキングやネットショッピングなど、個人情報や金銭のやり取りが発生する場面では、より強固なセキュリティ対策が必要です。有料VPNは、高度な暗号化技術やセキュリティプロトコルを採用しており、安心して利用できます。
  • 大容量データ通信が必要な場合に: 動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、大量のデータ通信が必要な場合は、通信速度が速く、安定した有料VPNが必須です。
  • 海外コンテンツへのアクセスに: 地域制限のある動画配信サービスやウェブサイトを利用する場合、有料VPNは豊富なサーバー選択肢と高速通信を提供し、快適なアクセスを可能にします。VPNを使えばNetflixもより快適に利用できます。
  • ビジネス利用に: 企業の機密情報を扱う場合や、海外拠点との安全な通信が必要な場合は、セキュリティレベルの高い有料VPNが不可欠です。

おすすめの無料VPN7選【個別レビュー】

それでは、おすすめの完全無料VPNと無料トライアルができるVPNを合わせて7個ご紹介します。

それぞれのVPNの特徴やメリット・デメリットを比較しながら、あなたにぴったりのVPNを見つけてみてください。

PrivadoVPN(無料)

PrivadoVPN(無料)

PrivadoVPNは、無料VPNの中でもトップクラスの性能を誇ります。Windows、Mac、iOS、Androidなど、主要なデバイスに対応しており、さらにFire TV Stickを使えばスマートTVでも利用可能です。Netflixなどのストリーミングサービスも利用できるのは嬉しいポイント。

セキュリティ面もAES-256ビット暗号化やキルスイッチなど、高度な機能を備え、プライバシー保護も万全。無料版でも月間10GBまで高速通信が可能で、超過後も低速ながら利用を続けられます。ただし、Linuxには対応しておらず、無料版は同時接続が1台までという制限があります。公式サイトやアプリは日本語に対応しており、日本人でも使いやすいインターフェースとなっています。

PrivadoVPNは、VPN初心者や、まずはVPNを無料で試してみたいという方におすすめです。

メリット

  • 業界標準の暗号化
  • 毎月10GBの無料データ
  • Netflixのブロックを一貫して解除
  • スイスの個人情報保護法によるログゼロポリシー
  • すべてのデバイスとオペレーティングシステムに対応

デメリット

  • 無料プランで利用できるサーバーは12台のみ

TunnelBear(無料)

TunnelBear(無料)

カナダ発のVPNサービス「TunnelBear」は、初心者でも簡単に使えるVPNの無料サービスを探している人におすすめです。世界地図からサーバーを選ぶだけのシンプルな操作で、面倒な設定は一切不要。セキュリティ面も安心で、プライバシー保護も万全です。

TunnelBearは、WindowsやMac、Android、iOSなど、幅広い端末に対応しています。AndroidとiOSアプリは日本語にも対応しているので、英語が苦手な人でも安心して利用できます。ただし、無料版は月500MBまでという制限があるので注意が必要です。動画視聴や頻繁なネット利用には向いていませんが、VPNを試してみたいという人にはおすすめのサービスです。

無料版でも有料版と同様に47カ国に接続できるため、さまざまな国や地域のサービスを利用できます。ただし、通信速度は接続先によって大きく変わる可能性があるため、速度重視の人は注意が必要です。TunnelBearは、VPN初心者でも安心して使えるサービスと言えるでしょう。

メリット

  • 最先端の暗号化と強力なセキュリティ機能
  • 48カ国にサーバーを設置
  • VPNブロックを回避するGhostBear機能

デメリット

  • 無料プランは非常に制限されている
  • iOSでの機能が制限されている
  • DNS/IPリーク防止機能がない

ProtonVPN(無料)

「速度とセキュリティにおいて最高のVPN」というキャッチフレーズが掲載されたProtonVPN公式サイトのトップページ

ProtonVPNは、プライバシー保護に重点を置いたVPNサービスです。無料プランでもデータ通信量が無制限で、日本を含む3カ国のサーバーに接続できます。セキュリティ面でも、強力な暗号化技術やノーログポリシーを採用しており、安心して利用できます。ただし、無料プランでは接続できるサーバーやデバイス数が限られており、速度も安定しないことがあります。より快適に利用したい場合は、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。

残念ながら、ProtonVPNはウェブサイトやアプリが日本語に対応していないため、英語が苦手な方には少しハードルが高いかもしれません。しかし、基本的な操作はシンプルで分かりやすいため、VPN初心者でも安心して利用できるでしょう。

ProtonVPNは、セキュリティを重視し、海外から日本のコンテンツへのアクセスも可能なVPNサービスです。無料プランでも十分な機能を備えていますが、より快適なVPN体験を求めるなら無料プランから有料プランへのアップグレードがおすすめです。

メリット

  • 優れた暗号化と強力なVPNプロトコル
  • 世界中に広がる幅広いサーバー群
  • 無料プランのデータ転送制限なし
  • すべてのデバイスとOSに対応

デメリット

  • 最高速度のVPNサーバーは有料ユーザー用

Hotspot Shield(無料)

Hotspot Shield(無料)

Hotspot Shieldは、VPNを試してみたいけど月額料金を払うのに抵抗がある人にピッタリなサービスです。無料プランでも800以上のサーバーにアクセスでき、最大1Gbpsの高速通信とデータ無制限で利用できます。ただし、無料プランには注意点があります。ストリーミングやゲームには使えず、インターネットキルスイッチやライブチャットサポートも利用できません。あくまで有料プランへの誘導が目的であることは明らかです。

しかし、セキュリティ面では安心です。軍事レベルの暗号化と高速・安全なHydra VPNプロトコルを採用し、厳格なログなしポリシーも守られています。オンライン上のトラフィックを暗号化し、サイバー脅威からデータを守ったり、地理的に制限されたウェブサイトにアクセスしたりするだけなら、Hotspot Shieldは十分に役立ちます。

ダウンロード数6億超えという実績に加え、7日間の無料トライアルも用意されているため、VPN初心者でも安心して始められます。残念ながら日本語サポートに関する情報は見つかりませんでしたが、セキュリティ重視でVPNを試したい方は、Hotspot Shieldを検討してみてはいかがでしょうか。

メリット

  • 800以上のサーバーから選択
  • 無制限のデータ転送と最大1Gbpsの接続速度
  • ミリタリーグレードの暗号化
  • 強力なHydra VPNプロトコルへのアクセス

デメリット

  • 無料版ではストリーミングとゲームモードが無効
  • 無料版ではカスタマーサポートとチャットできない
  • 無料版ではキルスイッチが利用できない

NordVPN(有料・30日間の返金保証あり)

NordVPN

パナマに拠点を置くNordVPNは、軍事レベルの暗号化技術でプライバシーを重視し、世界中に数千台のサーバーを配置しているVPNサービスです。中国の厳しいネット環境下でも利用できるVPNなのは大きな魅力でしょう。NordVPNは、特定のアプリだけをVPN接続できるスプリットトンネリングや、VPN接続なしで海外ストリーミングサービスを楽しめるSmartDNSなど、多様な機能が特徴です。Windows、MacOS、iOS、Androidなど幅広いデバイスに対応しており、日本語サポートも万全のため、初心者でも安心して利用できます。

速度テストでは、オフピーク時には85~95Mbpsを安定的に記録し、日本サーバーへの接続もスムーズで、ストリーミングも快適に楽しめます。RAMディスクサーバーの採用やノーログポリシーの徹底など、セキュリティ面も安心です。

料金は契約期間によって異なりますが、30日間の返金保証がついているため、実質無料トライアルができる点も嬉しいポイントです。また、韓国でもおすすめのVPNです。

詳しくは、以下の記事を参照ください。

参考記事:NordVPNとは?評判や安全性などを徹底レビュー【2024年最新版】

メリット

  • 59カ国以上、5000以上のサーバー
  • マルウェア、トラッカー、迷惑広告をブロック
  • ダークウェブ監視
  • 30日間返金保証
  • ダブルVPN保護、プライベートDNS、専用IP、難読化サーバー

デメリット

  • 無料プランなし(30日間返金保証はあり)

ExpressVPN(有料・30日間の返金保証あり)

【特別割引】12カ月プランから+3カ月無料を推奨するExpressVPNの料金プラン
ExpressVPNの料金プラン

ExpressVPNは、安全性、速度、使いやすさの点で、2024年現在トップクラスのVPNサービスと言えるでしょう。ExpressVPNは、軍事レベルの暗号化、TrustedServer技術によるデータの完全消去、DNS/WebRTC/IPv6漏洩対策など、強固なセキュリティ機能を備えています。

パスワードマネージャーのExpressVPN Keysや、悪質サイトブロック、トラッカーブロック機能を持つThreat Managerも搭載。安心してインターネットを利用できます。

速度面でもExpressVPNは群を抜いています。独自のLightwayプロトコルにより、国内外のサーバーで高速かつ安定した接続を実現。ストリーミング、トレント、オンラインゲームなど、帯域幅を多く消費するアクティビティも快適に行えます。

ExpressVPNは、NetflixやHuluなど100以上のストリーミングサービスに対応。さらに、P2P通信もすべてのサーバーで許可されているため、トレントも安全かつ高速に楽しめます。
日本語でのサポートも充実しており、日本人ユーザーにとって使いやすいVPNサービスと言えるでしょう。また、タイでおすすめのVPNでもあります。

30日間返金保証も付いているため、実質無料トライアルができるVPNです。ExpressVPNは決して安くはありませんが、その性能と機能性を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。

メリット

  • 94カ国をカバーする超高速サーバー
  • すべての主要プラットフォーム向けアプリ
  • 活動ログや接続ログなし
  • 内蔵パスワードマネージャー
  • 24時間365日のカスタマーサポート
  • 30日間返金保証

デメリット

  • 無料プランなし(30日間返金保証はあり)

IvacyVPN(有料・30日間の返金保証あり)

Ivacy VPN公式サイトのトップページ
Ivacy VPN公式サイトのトップページ

IvacyVPNは、月額たったの1ドルから利用できる、シンガポール企業が運営するVPNサービスです。軍事レベルの暗号化と5700台以上のサーバーで、プライバシーと匿名性をしっかり守ります。NetflixやHuluなど、地域制限のあるコンテンツも楽しめますし、P2P通信にも対応しているので、速度制限を気にせずトレントも楽しめます。WindowsやMacなどのパソコン、スマホ、ゲーム機など、幅広いデバイスに対応しており、10台まで同時接続可能です。

日本語対応していないため、英語でのやり取りが必要になります。24時間ライブチャットサポートはありますが、英語での対応と必要です。通信速度が遅めという口コミもあるため、速度重視の方には向かないかもしれません。

コスパ重視で、ある程度英語がわかる方にはおすすめです。30日間の返金保証もあるため、実質無料でトライアルできるVPNです。

メリット

  • 多様なサーバーロケーション
  • 無制限の帯域幅
  • 優れたストリーム品質
  • 機能豊富なモバイルおよびデスクトップアプリ
  • 30日間返金保証

デメリット

  • 無料プランなし(30日間返金保証はあり)

無料VPNアプリの危険性

ハッカーから守るVPN

完全無料VPNはその運営形態やセキュリティ対策の不備から、深刻なセキュリティリスクを抱えている場合があります。

信頼性に欠ける運営元

無料VPNの中には、運営元の情報が不明瞭であったり、セキュリティポリシーが公開されていないサービスも存在します。このようなサービスは、利用者の情報を適切に保護しているか疑問が残ります。

セキュリティ機能の欠如

有料VPNでは当たり前のように搭載されているキルスイッチやDNSリーク対策、ノーログポリシーといった基本的なセキュリティ機能が、無料VPNでは欠けている場合があります。これらの機能がないと、VPN接続が不安定になった際の情報漏洩や、プライバシー侵害のリスクが高まります。

不特定多数によるサーバー提供

VPN Gateのように、不特定多数のユーザーがサーバーを提供しているサービスでは、悪意のあるユーザーが紛れ込んでいる可能性を否定できません。このようなサーバーを経由することで、意図せず個人情報を盗まれるリスクが生じます。

無料VPNアプリを選ぶ際の注意点

世界地図とVPN

無料VPNのおすすめから選ぶ際には、以下のポイントに注意して慎重に検討しましょう。

無料期間

無料VPNサービスには、永続的に無料で利用できる「無料プラン」と、一定期間のみ無料で利用できる「無料トライアル」の2種類があります。無料トライアルは、有料VPNサービスを一定期間無料で試せる制度で、期間終了後は自動的に有料プランに移行します。

一方、無料プランは永続的に無料で利用できますが、機能や通信速度、データ容量などに制限がある場合があります。どちらのタイプの無料VPNサービスなのか、事前に確認しておきましょう。

運営元の信頼性

無料VPNの中には、運営元が不明瞭なサービスも存在します。このようなサービスは、個人情報の取り扱いなどが不透明な場合があり、利用者の情報を悪用する可能性も否定できません。

VPNを選ぶ際は、運営元の情報が明確に公開されているか、信頼できる企業や団体が運営しているかを確認しましょう。また、利用規約やプライバシーポリシーをよく読み、個人情報の取り扱いについて理解しておくことも重要です。

セキュリティ機能

無料VPNの中には、セキュリティ機能が十分でないものもあります。VPN接続が切断された際に通信を遮断するキルスイッチ機能や、DNS漏洩を防ぐ機能など、基本的なセキュリティ機能が搭載されているか確認しましょう。

これらの機能がない場合、VPN接続が不安定になったり、情報が漏洩したりするリスクが高まります。

参考サイト:昨今の情勢を踏まえた金融機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化について|金融庁

サーバーの設置場所と数

接続先の国や地域によって、利用できるサービスや通信速度が異なります。VPNを選ぶ際は、自分が利用したいサービスや地域に対応したサーバーがあるか、また、サーバーの数が十分にあるかを確認しましょう。

サーバーの数が少ないと、接続が集中して速度が低下したり、安定性が損なわれたりする可能性があります。

通信速度とデータ通信量

無料VPNサービスは、通信速度が遅かったり、データ容量に制限があったりする場合があります。これは、無料VPNサービスのサーバーが混雑している場合や、帯域幅が制限されている場合に発生します。

動画ストリーミングやオンラインゲームなど、高速で安定した通信が必要な場合は、通信速度とデータ容量を確認し、十分なパフォーマンスを提供してくれるVPNサービスを選びましょう。

ログの記録

一部の無料VPNは、利用者のログを記録している場合があります。ログには、接続日時やIPアドレス、アクセスしたウェブサイトなどの情報が含まれる可能性があり、プライバシーの観点から懸念があります。
VPNを選ぶ際は、ノーログポリシーを掲げているサービスを選ぶようにしましょう。

有料VPNアプリのメリット

VPNが表示されたパソコン、タブレット、スマホ

有料VPNを選ぶことで、インターネット利用がより安全かつ快適になります。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

強固なセキュリティ

有料VPNは、高度な暗号化技術を用いて、あなたのインターネットトラフィックを保護します。これにより、ハッカーや悪意のある第三者から、個人情報や通信内容を盗み見られるリスクを大幅に軽減します。

  • 軍事レベルの暗号化: 軍事レベルの256ビットAES暗号化は、事実上解読不可能とされており、あなたのデータを安全に保ちます。
  • キルスイッチ: VPN接続が突然切断された場合でも、自動的にインターネット接続を遮断し、データ漏洩を防ぎます。
  • DNSリーク対策: DNSサーバーからの情報漏洩を防ぎ、プライバシーを保護します。
  • ノーログポリシー: 多くの有料VPNは、ユーザーのオンライン活動を記録しないノーログポリシーを採用しており、プライバシー保護を徹底しています。

高速かつ安定した通信

有料VPNは、独自の高速サーバーネットワークを世界中に展開しています。通信速度が低下することなく、スムーズなインターネット接続を実現しています。

  • 動画ストリーミング: 高画質動画をバッファリングなしで楽しめます。
  • オンラインゲーム: 低遅延で快適なゲームプレイが可能です。
  • 大容量ファイルのダウンロード: 大容量ファイルもストレスなくダウンロードできます。
  • ビデオ通話: クリアな音声と映像で、スムーズなビデオ通話が可能になります。

豊富なサーバーロケーション

有料VPNは、世界中に多数のサーバーを設置しています。これにより、地理的な制限を回避し、Netflix、Hulu、BBC iPlayerなど、さまざまな国のストリーミングサービスやウェブサイトにアクセスできます。

  • 海外旅行中: 日本限定のコンテンツを海外から楽しむことができます。
  • 海外在住: 日本のストリーミングサービスやウェブサイトにアクセスできます。
  • 地域制限コンテンツ: 特定の国や地域でしか視聴できないコンテンツを視聴できます。

使いやすい専用アプリ

有料VPNは、Windows、macOS、Android、iOSなど、さまざまなデバイスに対応した専用アプリを提供しています。これらのアプリは、シンプルで直感的な操作でVPN接続を設定できるため、初心者でも簡単に利用できます。

  • ワンクリック接続: ボタン一つでVPN接続を確立できます。
  • 自動接続: 特定のWi-Fiネットワークに接続した際に、自動的にVPN接続を有効にすることができます。
  • お気に入りサーバー: よく利用するサーバーをお気に入りに登録し、簡単にアクセスできます。

有料VPNアプリを選び方

VPNが表示されてるノートパソコンと人

有料VPNを選ぶ際は、自身の利用目的や重視するポイントを明確にした上で、さまざまなサービスを比較検討することが重要です。ここでは、より詳しく有料VPNの選び方について解説します。

セキュリティ機能

VPNを選ぶ上で最も重要なのがセキュリティ機能です。以下の機能が搭載されているか確認しましょう。

  • 暗号化方式: AES-256bit暗号化など、強固な暗号化方式を採用しているか。
  • キルスイッチ: VPN接続が切断された際、情報漏洩を防ぐために自動的にインターネットアクセスを遮断する機能があるか。
  • DNSリーク対策: プライバシー保護のためにDNSサーバーからの情報漏洩を防ぐ機能があるか。
  • ノーログポリシー: プライバシー保護のために利用者の通信履歴や個人情報を記録しないというポリシーがあるか。
  • その他: セキュリティ強化に役立つスプリットトンネリング(特定のアプリのみVPN経由で通信)、広告ブロッカー、マルウェア対策などの機能があるか。

サーバー数とロケーション

VPNサーバーの数が多いほど、接続先の選択肢が増え、通信速度の向上や安定性の確保に繋がります。また、利用したい国や地域にサーバーがあるかどうかも重要なポイントです。

  • サーバー数: 1000台以上あれば、大抵の場合は十分でしょう。
  • サーバーロケーション: 利用したいサービスやウェブサイトがある国や地域にサーバーがあるか確認しましょう。
  • 日本国内サーバー: 日本国内のサービスを利用したい場合は、国内サーバーの有無も確認しましょう。

通信速度

VPNを利用すると、通信速度が低下する可能性があります。しかし、高速なVPNサービスであれば、その影響を最小限に抑えることができます。

  • 速度テスト: 各VPNサービスが公開している速度テストの結果や、第三者機関によるレビューなどを参考にしましょう。
  • 通信プロトコル: WireGuardやOpenVPNなど、高速な通信プロトコルに対応しているか確認しましょう。

対応デバイスと同時接続台数

VPNを利用したいデバイスに対応しているか、同時に接続できるデバイス数も確認しておきましょう。

  • 対応デバイス: Windows、macOS、Android、iOSなど、主要なOSに対応しているか確認しましょう。
  • 同時接続台数: 家族や複数のデバイスで利用したい場合は、同時接続台数が多いサービスを選びましょう。

料金と無料お試し期間

有料VPNの料金は、月額料金や年間料金、契約期間によって異なります。また、無料お試し期間や30日間の返金保証を設けているサービスもあります。

  • 月額料金: 長期契約の方がお得になる場合が多いです。
  • 無料お試し期間: 実際に利用してみて、使い勝手や速度などを確認できます。

カスタマーサポート

VPN利用中に問題が発生した場合に備え、日本語対応のカスタマーサポートがあるかどうかも確認しておきましょう。

  • 日本語対応: 日本語でのサポートがあれば、安心して利用できます。
  • サポート方法: メール、チャット、電話など、さまざまなサポート方法に対応しているか確認しましょう。

まとめ

無料VPNと有料VPNは、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらを選ぶべきかは、利用目的や重要視するポイントによって異なります。セキュリティや機能性を重視するのであれば、有料VPNがおすすめです。特に、日常的にVPNを利用する場合や、機密情報を扱う場合は、安全性を考慮して有料VPNを選びましょう。

今回紹介したVPNの中には有料のものもありますが、返金保証があるため、実質無料で試すことができます。

一方、VPNを初めて利用する方や、一時的な利用、軽い用途であれば、VPNを無料ですることもおすすめな場合があります。ただし、無料VPNを選ぶ際は、運営元の信頼性やセキュリティ対策についてしっかりと確認することが重要です。

無料VPNと有料VPNを比較検討し、自身のニーズに合ったおすすめサービスを選びましょう。

編集プロセス編集プロセス

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Junpei S.

Junpei S.

2021年からビットコインなど仮想通貨投資を始めた経験を活かし、2024年にTechReport(テックレポート)にてライターとして執筆活動を開始。仮想通貨、AI(人工知能)、NFTなど、最先端の金融技術に精通し、現在も複数のメディアで仮想通貨専門のWebライターとして活躍中。自身のメディアでも600記事以上の執筆。